Uqmobileとmineoはau系の通信回線を利用している格安SIMサービスです。mineoについてはNTTドコモ系の通信回線も利用していますが、AU系のサービスの方がユーザーは多いとも言われています。Uqmobile、mineoともにiphoneを利用できるように対応が進んでいますが、いくつか問題も生じてきています。
Uqmobileやmineoでのiphoneの利用はSIMロックがかかっているかで対応が変わってきます。iPhone使える種類(端末)のうちSIMロックがかかっていない、いわゆるSIMフリーの場合はテザリング以外は使える状況です。ただし、iPhone7/7Plusについてはau VoLTE用のSIMでは090などの番号を利用した音声通話が対応していません。
これについてはauで販売されたiPhone7/7PlusではVoLTE用のSIMでも音声通話ができるのでアップルなどから買ったSIMフリー機を利用する場合は注意が必要です。SIM種類はAUの場合は2つです。一般的によく使われるナノタイプですが、VoLTE対応かどうかで変わってきますのでiPhone7/7Plusを利用する場合はSIMロックの有無の他も含めてUqmobileやmineoのホームページを見てチェックしておく必要があります。
iPhone5c/5s、iPhone6/6Plus、iPhone6s/6sPlus、そしてiPhoneSEについては多くがテザリング以外は利用できるようになっていますが、注意点もあります。それは構成プロファイルの導入です。構成プロファイルは通信サービスをIOS側で認識するためのファイルです。Webで提供されており、iphoneからアクセスすればインストールできます。ただし、構成ファイルはIOSのバージョンごとに用意されますので新しいバージョンが出たらプロファイルの入れ替え、もしくは上書きが必要です。
ただし、Webから取得するのでバージョンアップ前に必ず取得してからアップデートすることをおすすめします。構成ファイルが古いままだと最悪LTEで通信できなくなり、WIFIで接続しなくてはならない状況になります。
WIFIがいつも用意できる方ならいいですが、LTE回線だけの場合はフリースポットを探すなどの対応が必要です。このファイルはauで販売されている端末だけではなく、SIMフリー機でも同様の対応となります。